看護観
私は、看護師になって2年半が経ちます。
その間、いろんな患者さんに出逢いました。
最初に就職した病棟は、亡くなる患者さんが多い病棟でした。
1年目で、要領が悪く、なかなかスムーズに仕事できない私を、あたたかく見守り励ましてくださった患者さんのほとんどは今はもういらっしゃいません。
私はその中で、「患者さんに明日はない」ということを学びました。
私たちにとっては、何十人もいる患者さんのひとりであっても、患者さんにとって看護師は一番頼りになる存在。
皆さん、看護師の仕事の大変さを理解しながらも、「明日でいい」と思って訴える方はいらっしゃいません。
だから、私は患者さんの訴えを親身になって聞いてあげたい。
患者さんに「この看護婦さんに言ってよかった」って思ってもらえるような看護師でありたいのです。
今、私は自分がどの方向に行きたいのかがわかりません。
目の前のお仕事を一生懸命やらせていただいているだけです。
でも、看護師の仕事は大スキです。
患者さんが、自分との関わりで笑顔になるというのが毎日の目標です。
H17.10現在